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2007年5月 6日 (日)

「おはよう日本」

NHK「おはよう日本」で、希望の言葉のことを話す日。朝4時起きしてNHKへ。HOPEスタッフを代表して。失敗しても自分ひとり恥をかけばすむ、他の出演と違って、責任は大。
広い広い報道局のスタジオの一角で、七時を待つ。天気予報を伝える人の声を生で聞いたり、これからニュースを読む人が、真面目な顔で髪を整えているのをモニターで見たりと、めずらしい体験をしつつも、心臓はどきどき鳴っていました。
VTRがはじまって、おっ、スタッフのひとり、Sさん宅でのシーンから。その日集まれた三人で、応募作品を読んでいるところ。
手紙や、メールで寄せられプリントアウトしたものを、机の上に並べて、上から撮った映像も。そう、このときは、じゃまにならぬよう、へまをせぬよう、三人は部屋の隅でスズメのように肩を寄せ合い、直立し、じっと息を詰めていたのでした。音は入らないのにね。
次いで、応募して下さったお二方のVTRです。私たちの、ささやかな発信を、この世のどこかで受け止め、返信してくれたかたがたが、ほんとうにいるのだと実感。目がうるみそうになりました。
そこから先のスタジオは、あっという間。緊張のうちに過ぎ去って、終わってみれば「あれも言えなかった、これも言えばよかった」と反省しきり。
最大の後悔は、集まった言葉を、「ゆくゆくは本にしたい」という夢を、言い落としてしまったことです! うっかり忘れた……のではなく、実は喉まで出かかっていたが、
「これはニュース番組だから、決まってはいないこと、すなわち事実でないことを、口にしてはいけないのでは」
との迷いが、瞬間的に生じたのです。
言えばそれがきっかけで、出版につながったかもしれないのに!
 かんじんのところで、もうひと押し、どころか引いてしまう、私のバカ、間抜け……いえ、希望の言葉プロジェクトなのだから、たとえ自分に対してであっても、罵るような言葉を投げてはいけない。
でも、うれしいこともひとつ。控え室で深くうなだれている私を、ひとりの人が訪ねてくれた。報道局のスタッフで、家族が病気と闘っている、このプロジェクトから力をもらっている、ありがとう、と。
とんでもない。こちらこそです。誰に気づかれることもなかったかもしれないこの試みを、知ってもらう機会をくれた。礼を言うのは、私たちの方。
ここにもまた、励まし合える関係があるのですね。
後悔も多々あるけれど、元気のわいた一日でした。言葉をお寄せいただいたかたがた、番組の皆さん、視聴して下さったかたがたに感謝。
さあ、これから、家を出る前セットしておいたビデオを見なきゃ。ちゃんと録れているかな?

(岸本葉子)

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コメント

NHKの放送拝見しました。
このプロジェクトの成功を祈念し、「ゆくゆくは本にしたい」という夢が実現する事を祈念致します。
ちょっと、主旨がづれているかも知れませんが、自分を励ます私の「言葉の杖」から下記3編を応募させて頂きました。
「天命に安んじて 人事を尽くす」
「こだわりも 程々ほどに 自然体」
「三日坊主も 繰り返せば 継続は力なり」

先だってブログを立ち上げ、コメントの練習にさせて頂きました。

投稿: 陽健 | 2007年5月 6日 (日) 14時25分

>陽健さん
スタッフのM.Kです。
希望の言葉へのご応募&ブログへの書き込み、ありがとうございます。放映直後から次々と届く「希望の言葉」に、スタッフ一同、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。
陽健さんをはじめ、今日私たちの活動を知ってくださった皆さまにお礼申し上げます。
ブログへの書き込みもお待ちしてますよ!

投稿: M . K | 2007年5月 6日 (日) 19時56分

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